毎日の生活に無くてはならない、ウィーンの隠れた観光名所!
ウィーン市内のUバーンに乗っていると不意に目に飛び込んできた何やら奇妙な建物。
カラフルな外壁に塔のようなものが付いたそれは何かおもちゃのお城のように見える。
Spittelau駅を降りて早速その建物に近づいてみると・・・

といっても、まだこの建物が何か想像がつかないと思います。
正解は
ゴミ処理場
塔のようなものはゴミを焼却したときに出てくる煙を吐き出す為の煙突だったわけです。
こんなユニークなゴミ処理場を作ったのはウィーンの建築家であり、画家でもあるフンデルトヴァッサー。
「自然との共生」を一貫して訴え続けたフンデルトヴァッサーですが、その考え方はもちろんこの建物にも息づいています。
例えば、ゴミ焼却時に出た熱エネルギーはウィーン市内の住宅にパイプで送られ、それらは厳しい冬の間、暖房の燃料とされるといったように。
しかし、このゴミ処理場の素晴らしさが何かと言えば、やはりこのデザインにあると思います。

建設反対の住民運動もしばしば起きるゴミ処理場は言わば忌み嫌われるような存在ですが、それでも僕達が気持ちよく暮らしていく為には無くてはならない存在です。
それをデザインの力で建物それ自体に価値を持たせ、市民にその存在をぐっと近づけるという試みは画期的であると言えます。
(もちろん、「裏方」の存在に対してこの奇抜なデザインを用いることに対しては計画発表当初から賛否両論あったようですが)
ちなみに、フンデルトヴァッサーが設計したゴミ処理場は実は日本にもあります。
大阪市環境局舞洲工場です。
こちらは中も見学できるようなので、僕も機会があれば行ってみようと思います!
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フンデルトヴァッサーが好きなら・・・。

