カンボジア国境にはゴミがない?
タイとカンボジアの国境にはゴミがない。これは “ある意味” 言い過ぎかも知れないが、言い過ぎともいえない “事実” がそこにある。
タイとカンボジアの国境アランヤプラテートはタイ側の街だ。カンボジア側の町はポイぺトといい、多くの観光客がこの街を行き来している。ポイペトに住む人たちは貧富の差が激しく、富豪かスラムに住むような貧民層しかいない。そんな貧民層の人たちは、タイとカンボジアを行き来して商売をしたり、荷物を運んだりして生計をたてている。
子どもたちも労働力とされており、国境に捨てられているペットボトルやゴムなどのゴミをかき集めて換金している。そう、国境にゴミがないのは子ども達がゴミを集めて換金するからなのである。すべてのゴミがお金になるわけではないが、お金になるものはなんでも利用しているわけだ。
子どもたちが教育を受けられず労働力として使われていることは悲しい事だが、悲しいと思うだけでなにもしない私たちにはそれを悪しき状態と嘆く権利はない。しかし、『旅デル』編集部としては、この現状をなんとかしなくては……と考えている。近いうち、明確な活動を報告したい。
