カレーときどきカレー
インドにおいて、インド料理はもともと右手で食べるものとされている。箸やスプーン、フォーク類を使用せず、素手で食べるのだ。それくらいのことならば、日本人の皆さんも知っているかもしれない。しかし、本格派を目指すため「寿司は素手で食べるもの」と同じような考えで「インド料理は素手で食べるもの」を実行してはならない。
確かに、インドではカレーや煮物など、ほとんどの料理を素手で食べている。ナンだけならば日本でも素手で食べるのだが、インドではカレーとライスを素手で混ぜたり、つまんだりして食べている。大きなバナナの葉の上にいくつものカレーとライスを盛って、素手で自由にかき混ぜて食べることもある。さらに、タッパに入れてきた弁当のカレーも素手で食べる人がいるし、それがインドの常識である。